ブラジル南東部にある港湾・工業都市。1565年に建設され,1960(昭和35)年まで同国の首都だった。サンパウロに次ぐブラジル第二の都市で,金属・機械・造船・化学・繊維など各種の工業が発達している。港は世界の3大美港の1つとされ,コーヒー・ダイズ・鉄鉱石などの輸出が多い。大キリスト像のあるコルコバード丘・コパカバーナ海岸・イパネマ海岸など観光名所が多く,毎年2月には盛大なカーニバルが開催されるなど,世界的な観光都市として知られている。2016年には南アメリカ大陸初となる夏季リオデジャネイロオリンピック・パラリンピックが開催された。略称リオ。人口:645万(2014年)。