リケッチア 発見者のアメリカ合衆国(がっしゅうこく)のリケッツ(1871〜1910)の名をとった微生物(びせいぶつ)の総称(そうしょう)で,細菌(さいきん)とウイルスの中間に位置(いち)するものといわれる。0.3〜0.5μm(マイクロメートル)ほどで,生きた細胞(さいぼう)内で増殖(ぞうしょく)する。病原性(せい)をもつものがあり,節足動物(せっそくどうぶつ)によって媒介(ばいかい)される。発しんチフス(ヒトのシラミ)・つつがむし病(ネズミのダニ)・Q熱(ねつ)(ダニ)などがある。(細菌(さいきん) 分裂菌類(ぶんれつきんるい) リケッチア目)