リフレーション 景気循環(けいきじゅんかん)の過程(かてい)で,デフレーションから脱(だっ)し,インフレーションにはなっていない状態(じょうたい)。また,計画的(てき)に統制(とうせい)されたインフレーションのこと。デフレーションによって物価(ぶっか)が下がり,景気(けいき)が低迷(ていめい)している状態(じょうたい)を抜(ぬ)けだすために,中央銀行が市場への通貨供給量(つうかきょうきゅうりょう)をふやして金融緩和(きんゆうかんわ)を行い,計画的(てき)にインフレーションを起こそうというもの。略(りゃく)してリフレともいう。◇2013(平成(へいせい)25)年4月,この20年にわたるデフレ経済(けいざい),景気(けいき)の低迷(ていめい)から脱却(だっきゃく)するために,日本銀行はインフレ率(りつ)2%を目標(もくひょう)にして大胆(だいたん)なリフレーションを行うことを発表した。