レグルス しし座(ざ)のα星(アルファせい)。表面温度(ひょうめんおんど)が約(やく)13000度(ど)あり,白色(はくしょく)に見(み)える。距離(きょり)は79光年(こうねん),実視等級(じっしとうきゅう)は1.4等(とう)で,四重連星(しじゅうれんせい)である。主星(しゅせい)に近(ちか)い伴星(ばんせい)と少(すこ)し離(はな)れた伴星(ばんせい)があり,離(はな)れているほうの伴星自身(ばんせいじしん)がまた二重星(にじゅうせい)である。春(はる)の南(みなみ)の空高(そらたか)くに見(み)られる。しし座(ざ)の中(なか)では最(もっと)も明(あか)るい1等星(とうせい)であるが,全天(ぜんてん)の21の1等星(とうせい)の中(なか)では最(もっと)も暗(くら)い1等星(とうせい)である。◇レグルスという名前(なまえ)は,ラテン語(ご)の「Rex(レクス)(王(おう))」のなまったもの。