レム 生物体におよぼす効果(こうか)をきめる吸収線量(きゅうしゅうせんりょう)の単位(たんい)。記号はrem。放射線(ほうしゃせん)の種類(しゅるい)によって,生物体に吸収(きゅうしゅう)された放射線量(ほうしゃせんりょう)が同じでも,その効果(こうか)は異(こと)なる。そこで,1rad(ラド)のX線が吸収(きゅうしゅう)されたときと,同じ効果(こうか)を示(しめ)す吸収線量(きゅうしゅうせんりょう)を表すために用いられた。◇現在(げんざい)は国際単位系(こくさいたんいけい)のシーベルト(Sv)を用いる。