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2021年、2020年の入賞作品

※学校や学年などは当時の情報です

2021年

最優秀賞 「身近な材料を使った高性能マスクの研究」

水野陽喜さん 文京区立本郷小学校3年生
テーマを決めた、きっかけや理由は?
最初は学校の自由研究で、空気清浄機の性能を比較していました。その時に、よいと言われている不織布のマスクの性能が気になったのがきっかけです。
自由研究の進め方、まとめ方で大変だったことは?
2学期になってからほとんど毎日、頑張ってスライドを作成しました。見る人に分かりやすいグラフや、文字にするのが大変でした。
これから挑戦してみたい自由研究は?
身近な果物にどれくらい農薬が入っているのか調べたいです。

審査員コメント

自分にできる範囲でマスクの改良に挑んだ意欲的な研究です。きちんとデータを取っているところに感心しました。型紙のデータや作り方の動画まで作成している点に驚きました。

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優秀賞 「カイコの一生」

金青璃さん 世田谷区立城山小学校4年生
テーマを決めた、きっかけや理由は?
カイコの研究は、母にすすめられてやってみようと思いました。いままでアゲハチョウや、カブトムシ、オタマジャクシなど、いろいろな生き物を育てきましたが、カイコは人との関わりが深く、家畜として飼われてきたため、飛べなかったり、成虫はエサを食べられなかったり、一般的な昆虫とは違うので、いろいろ考えるきっかけになりました。
自由研究をする中で、楽しかったことや面白かったこと、うれしかったことは?
最初は幼虫が少し気持ち悪いと思ったけど、飼っているうちにかわいくなってきて、羽化したら、もっと愛着がわいてきて、繭をつむいで絹糸にすることにとても悩みました。でも、絹糸はとても貴重で、人間がカイコを大切に飼ってきた歴史がよくわかりました。
これから挑戦してみたい自由研究は?
5月から、ヒメウズラの孵化に挑戦しています。ヒメウズラは17日で孵化、1か月で成鳥になります。夏休みは忙しいので、毎年、自由研究は早めに始めています。

審査員コメント

蚕を幼虫から育てて,その繭から絹糸を取りランプシェードを通るところまで取り組んだ素晴らしい研究でした。飼育記録がいいですね。細かい変化を見逃さずに書いています。絹糸を使ったランプシェードも、センスが光っています。

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優秀賞 「かるた読み上げプログラム」

西村一弥さん 京都市立西陣中央小学校3年生
テーマを決めた、きっかけや理由は?
かるたで遊ぶとき、読み手とは対戦できないので、みんなが参加できるように考えました。
自由研究の進め方、まとめ方で大変だったことは?
かるたの言葉を入力していくときに、読み上げの音声が不自然なときは、入力する言葉の漢字変換を変えたり、句点や促音などを入れたりして、音声が自然になるように工夫しました。
これから挑戦してみたい自由研究は?
Excelの機能を使って、ほかにも便利なプログラムをつくることに挑戦したいです。

審査員コメント

言葉を数値に置き換えようという発想がいいですね。乱数を用いたところも評価できます。「一緒にあそびたい」という動機がロマンチックなのはもとより、音声認識をスムーズにするための研究がおもしろい。

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優秀賞 「ワクチン副反応について」

櫻井孝太さん 世田谷区立玉堤小学校6年生
テーマを決めた、きっかけや理由は?
新型コロナウイルス感染症のワクチン接種が始まり、祖父母は何の副反応もなく無事終えたのに、父と母はワクチンの副反応が重く、なぜ違うのか不思議に思ったからです。
自由研究の進め方、まとめ方で大変だったことは?
アンケートの質問事項の決め方が大変でした。具体的な症状をどう質問するか、一人一人症状も違うのでまとめるのに時間がかかりました。
自由研究をする中で、楽しかったことや面白かったこと、うれしかったことは?
研究に興味をもってくれた人が多く、沢山回答がもらえました。まだワクチンに対してわからないことが多いので、自由研究への応援メッセージも沢山もらえて嬉しかったです。

審査員コメント

調査項目の作り方など,とても良い実線で感心しました。みんなの役に立つ素晴らしい研究ですね。日本だけではなく、外国の方にまで調査を広げたところがいいですね。こうした分析は主観が入るので難しいのですが、うまくまとまっていると思います。

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優秀賞 「ヨーグルトをはじくフタとはじかないフタのちがい」

阿部帆乃佳さん 相模原市立小山小学校3年生
テーマを決めた、きっかけや理由は?
ヨーグルトを食べた後、フタをあらうときに水をはじくフタとはじかないフタがあったのでふしぎに思って調べてみました。
自由研究の進め方、まとめ方で工夫したことは?
フタの写真をとるときに結果を比較しやすいように毎回、同じ順番で撮影したことです。
自由研究をする中で、楽しかったことや面白かったこと、うれしかったことは?
顕微鏡で写真がうまくとれたときうれしかったです。フタの裏は、見た目が同じだけど、顕微鏡で拡大すると全部違っていたのでおもしろかったです。

審査員コメント

顕微鏡写真をもとに仮説を導き出しているところが独創的で科学的で素晴らしい。顕微鏡を使って表面の様子を分析した点がいいですね。考察もしっかりしています。

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特別賞 「二酸化炭素濃度センサーの製作と計測データの考察」

濱田康平さん 大田区立多摩川小学校6年生
テーマを決めた、きっかけや理由は?
新型コロナウィルス感染症の感染対策として、いろいろな場面での二酸化炭素濃度を計測するセンサーを製作して、その計測データを考察しました。
自由研究の進め方、まとめ方で工夫したことは?
市販の二酸化炭素濃度センサーはパソコンにデータを出力することができなかったので、自由研究では自動的にデータを収集できる装置を作って、長い時間、正確なデータを取ることができました。
これから挑戦してみたい自由研究は?
今、スピードカレンダータイマー(https://speed-calendar.com)というソフトウェアを公開して世界中の人に使ってもらっています。今よりも複雑な機能を追加して、全く新しいプラットフォームを作ってみたいと思っています。

審査員コメント

驚異の才能! 市販品が不便だからって普通は鑑定装置を作れません。その能力だけでもすごいのに、2種類装置を作ることでより正確なデータが採れたうえに、その考察も大変適切で明快。末恐ろしい。

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2020年

最優秀賞 「新型コロナウイルスのリスク計算機アプリ」

濱田康平さん 大田区立多摩川小学校5年生

「新型コロナの感染するリスクだけでなく感染を疑われてしまうリスクまで計算しました。だれでも使えるように数を入力するだけで計算できるアプリにしました。苦労したのは、スマホで見ても見やすいレイアウトにするところでした」

審査員コメント

コロナ感染を予防とするための基礎となるデータを、自分で計算した点がとても素晴らしい。そしてリスクを数値化することで、新型コロナウイルスを「正しく恐れる」ことができる研究ですね。自らアプリを作ったところにも驚きました。

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優秀賞 「ツバメの成長日記」

古山穂高さん 関ケ原町立関ケ原小学校 3年生

「本では2回までしか子育てをしないと書いてありましたが、いろいろなトラブルを乗り越えて3回も子育てをしていました。その成長日記を、アニメーションを使ってわかりやすくまとめました」

審査員コメント

感情移入しながら読むことができて楽しかったです。まとめ方のうまさに引き込まれました。観察だけでなく、そこからさまざまな気づきがあってとても素晴らしい作品でした。

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優秀賞 「ペンデュラムウェーブの観察」

岡田享大さん 岡山市立石井小学校 6年生

「振り子の動きを撮影するときは、時間の経過がわかりやすいようにストップウォッチが一緒に写り込むようにそばに置いて撮影をする工夫をしました」

審査員コメント

秀逸な実験装置を作ったことで、実験結果を検証しやすくなっていましたね。見た目のデザインも美しく、やってみたくなる魅力にあふれていました。考え方も実に論理的で素晴らしかったです。

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