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楽しく作れる!楽しく学べる!パソコン×自由研究コンテスト2024 結果発表

この夏に開催した、学研キッズネットの「パソコン×自由研究コンテスト2024」には今年も、たくさんの自由研究作品が寄せられたよ。応募してくれた全国の小中学生のみんな、本当にありがとう。どの作品も、課題・疑問を見つける目のつけどころは新鮮で、研究方法には工夫・アイデアが光っていたね。そして厳正な審査の結果、小中学生それぞれの部の入賞作品を決定したよ。それでは、自由研究コンテスト結果の発表だ!

最優秀賞

小学生の部

画像クリックで作品をご覧いただけます

釼持結人さん藤沢市立浜見小学校5年

ご本人コメント

昨年末に産まれた0歳の弟が泣いて困っているときに、ピタッと泣く曲があることが知り、その曲の共通点を調べれば泣き止む理由が分かり、オリジナルの泣き止む曲を作れるのではないかと仮説を立てました。たくさんの曲を調べてAIの知識を借りながら最終的にオリジナルの泣き止む曲が完成することができ、仮説の一部を検証できました。弟がいつ泣くかわからないので両親に手伝ってもらい実験を繰り返すのが大変でした。

審査員コメント

赤ちゃんが泣き止む曲を、AIを上手に活用して分析を行い、オリジナル曲の制作に取り組んだ意欲的な研究です。研究の進め方が特に高く評価できます。泣き止む曲を分析する力、そこから共通点を見つける力も素晴らしい。まとめ方も、このままプレゼンができそうな完成度です。さらに改良を進めてより良い曲を作ってください。

中学生の部

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関悠李さん 熊本県大津町立大津北中学校3年

ご本人コメント

はじめてパワーポイントを使いました。写真の貼り付けや、加工して切り抜く作業、レイアウトには時間がかかりました。ただ、紙でまとめるときは失敗できませんが、パワーポイントだと修正が簡単なので、さらに良くする工夫を加えることができました。

審査員コメント

自分の進路とお父さんの仕事・言葉から課題を見つけた良い研究です。商売だけでなく、日常生活のさまざまな活動を科学的に捉えることはたいへん重要なことです。このことを実践し、データを取りながら工夫を重ねており、たいへん高く評価できます。実際にスーパーの一角を使うという発想力と行動力も素晴らしい。

優秀賞

小学生の部

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藤原滉太さん 葛飾区立半田小学校4年

審査員コメント

製作したゲームを体験して、一枚一枚のカードやゲーム全体の完成度が高いことにとても感心しました。ゲームもたいへん楽しくやることができました。ゲームをプログラミングできる技術とともに、157種類もカードを考えられるアイデア・熱量にカードゲーム愛を感じます。

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前田颯さん 鳥取市立散岐小学校1年

審査員コメント

輪ゴムの性質を利用した車を上手に作って走らせた、とても良い研究です。車を引いた数と進んだ距離を調べた点が、特に素晴らしいと思います。素朴な疑問からスタートして、実験結果から決まりを見つけ出したり、予想を確認したりしていて感心しました。

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戸村心莉さん 野洲市立中主小学校6年

審査員コメント

鉛筆1本で書ける距離を、実際に線を引いて調べるという、たいへん独創的で興味深い研究です。様々な条件を自分で設定して、実験の過程で一つ一つ疑問を解決したことは、たいへん高く評価できます。実験結果とメーカー発表とに差がある理由を考察した点も素晴らしいです。

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中嶋みなみさん 湘南学園小学校6年

審査員コメント

アンティーク加工という興味深い技術について、様々な方法で実際に取り組んだとても素晴らしい研究です。自己流で加工する方法に工夫とアイデアが光ります。その実験の過程が、写真や表を使いながらたいへん分かりやすくまとめられている点が、特に高く評価できます。

中学生の部

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尾西真輝さん 加古川市立中部中学校2年

審査員コメント

太陽電池を積んだ家を3Dプリンターで作るという発想が面白く、ミニチュアの家で実践したことはたいへん高く評価できます。コンデンサー実験を細かくやったところも良かったです。研究について調べる時に、デメリットやリスクをまとめており、考察がしっかりできている点に感心しました。

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飯塚翠さん 東京都荒川区立第三中学校2年

審査員コメント

ペットボトルの工作はやってみると意外と難しいので、よく頑張って作った研究です。最初の実験が成功しなかった原因を、市販のキットと比較して分析する点も良かったです。結論にまとめたことを、さらに、数値などの実験結果で示すことを考えると、もっと良い研究になると思います。

画像クリックで作品をご覧いただけます

室橋広人さん 渋川市立金島中学校2年

審査員コメント

酸化と還元の化学反応を使って銀を取り出す実験に丁寧に取り組んだ良い研究です。資源のリサイクルにつながる点が特に評価できます。実験結果から考察した要因をカバーしてぜひもう一度、挑戦してもらいたいです。取り出した銀の量を測定できるくらいになると良いですね。

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田部井蒼人さん 伊勢崎市立赤堀中学校2年

審査員コメント

ヨーヨーの運動のようすを調べたとてもユニークな研究です。特に、ヨーヨーが回る勢いをビーズの飛び方で調べた方法に感心しました。ビーズを落とすだけでなく、水などを使う方法などさらにいろいろ工夫すると良いと思います。実験の結果もグラフと表で可視化していて見やすいです。

最優秀賞副賞は3コースから選べる
応募者全員にデジタル賞状が届く!

入賞者には賞状と盾、すてきな副賞があるよ。そして、惜しくも入賞できなかったお友だちも含めて、応募者全員にデジタル賞状が届くんだ。デジタル賞状には、審査員からの評価コメントも付いてくるから、次回の研究に役立ててね。

審査員のみなさん

みんなの作品を審査したのは、この人たちだよ。

自慢の作品 アピールしないともったいない

身の回りの疑問や課題を解決しようとすること、デジタル技術を身に付けること、自分の取り組みをわかりやすく伝えることは、これからの社会を生きていくために必要な能力です。この自由研究コンテストは、文字の多い紙のレポートではなく、パワポなどのファイルで、写真やイラストなどを駆使して、自分の研究のすばらしさをアピールすることができます。みなさんの未来に役立つ能力を、このコンテストに参加して身に付けましょう! 特別審査員 大山光晴

自由研究って、どうやるの?

自由研究に取り組むときに、ひょっとしたら一番大きな悩みかもしれないのが「テーマ」。「自由」っていわれると、逆に困るもの。そこで、テーマ選びのコツと、最後の研究成果のまとめ方をあわせて紹介するので、参考にしてね。

前回の入賞者の作品を見てみよう

2023年最優秀賞:小学生の部 「生成AIと作る持ち運び可能な暗記マシーン
~生成AIとの上手な付き合い方~」

頼成航さん 千葉県習志野市立屋敷小学校6年
ご本人コメント
知識が全くない所から、3つのAIに工夫して質問を繰り返すことで、暗記マシンを作り上げました。どの生成AIに何回質問したかをカウントし、どんな作業の時に、どの生成AIが役に立つのかを調べました。3つのAIに工夫して質問をすることで、使った部品の英語のマニュアルを日本語に訳したり、必要な図解の参考サイトを教えてもらったりしました。

審査員コメント

大人でもまだまだわからない人が多い「生成AI」をテーマに非常にわかりやすくまとめましたね。生成AIの比較はもちろんですが、うまく生成AIを活用するための手法が、実際に使いながら工作することで読み手にもしっかりと伝わってよかったです。高校生や大学生でもまねするのが難しいような、とても素晴らしい取り組みです。

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2023年最優秀賞:中学生の部 「ジェットコースターで学校へ!大分市内の算数的冒険」

西嶋奏人さん 大分大学教育学部附属中学校1年
ご本人コメント
よりイメージできるように大分市内の地図を市役所で購入し、市内の高い建物の縮尺に注意しながら模型を作りました。模型を作ったことで、現実にジェットコースターを作ることができるのではないかと思えるようになったので、もしジェットコースターに乗って学校に行けたらどんなに楽しいかをイメージしながら見てほしいです。

審査員コメント

模型を作り、日本にある10種類のジェットコースターを走らせたと仮定して予想時間を計算するなど、より現実味の有る取り組みをおこなっていて、たいへん優れた研究です。着眼点が非常にユニークな上に、研究のまとめ方もとても上手でわかりやすくて感心しました。

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その他の過去の入賞作品を見る

応募について

応募資格
全国の小学生と中学生
提出作品
「Microsoft Powerpoint」をはじめとするMicrosft Officeアプリケーションのほか、プログラミングアプリなどを使用してパソコンやタブレットなどで作られた自由研究の作品
提出作品のルール
作品は表紙を含め、10枚程度まで。データ容量は1作品5MB以内
応募期間
2024年7月22日(月)~9月8日(日)必着※郵送の場合は当日消印有効
受け付けは終了しました
応募方法
Webからの申し込みと郵送での申し込みができます

応募フォーム

注意事項

  • 応募作品は未発表のものに限ります。
  • 一人で何作品ご応募いただいても構いません。
  • ご住所、お電話番号などのご連絡先につきましては、保護者の方の記入をお願いしております。
  • 共同で研究を行ったときは、代表者の氏名、連絡先を記入してください。
  • ご応募いただいた作品の著作権は主催者に帰属するものとし、それらを広告宣伝等の目的で主催者および協力各社の広告や印刷物、ホームページ、その他の報道メディアなどに使用させていただく場合があります。
  • 応募作品に使用している写真やイラストなどの著作権、肖像権については、ご応募前にその権利を有する人や団体に許可を得たもののみをご使用ください。
  • ご応募いただいた作品は返却いたしません。
  • 応募締切については「応募について」をご確認ください。
  • 自由研究の作品は、「自由研究おすすめテンプレート」ページ(https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/pc_template/)で紹介しているテンプレートをお使いいただいても構いませんが、自分でデザインしたオリジナル作品もお待ちしています。

【個人情報の取り扱いについてはこちら】
https://one-publishing.co.jp/privacy/

よくある質問

どんなコンテストですか?
2024年夏の「自由研究」の作品をご提出いただきます。
研究テーマは自由です。パソコンを使うことで研究内容を深め、発展的な研究資料を作成するなど、パソコンに慣れ親しみながらこの夏の自由研究の成果となる作品を応募していただくコンテストになります。
応募は、小学生じゃないとダメですか? 中学生でも応募できますか?
応募は、小学生と、中学生も対象です。
手書きの資料で応募してもいいですか?
Microsoft Officeアプリケーションなどを使用して、パソコンやタブレットなどで作成した作品のみ応募ください。手書きの作品は対象外です。なお、使用するアプリについては特に問いません。
海外に住んでいますが、応募できますか?
ご応募は、日本国内のみとなります。
テンプレートとは何ですか?
テンプレートとは、簡単に自由研究の作品を作れるお手本ファイルのことです。
文字や写真を変更するだけで簡単に実験結果や観察日記などをまとめられます。
「自由研究おすすめテンプレート」ページ(https://kids.gakken.co.jp/jiyuu/pc_template/)に、おうえんスペシャル専用のテンプレートや、「実験」「観察」「工作」「調べ学習」の4つのカテゴリー別におすすめテンプレートを紹介しているので、是非参考にしてください。
パワーポイントで作品を作ったのですがデータ容量が5MBを超えてしまいました。
使っている画像のデータを小さくすることで、全体のデータ容量を小さくすることができます。
やり方は次の通りです。
①パワーポイントを開いて、中の適当な画像をクリックする
②一番上にあるリボンタブから「図の形式」をクリックする
③リボン内の「図を圧縮」をクリックする
④表示される画面内の「この画像だけに適用する」のチェックをクリックして外す
⑤続いて「Web(150ppi):Webページやプロジェクターに最適(W)」をクリックしてチェックする
⑥「OK」ボタンをクリックする
⑦ファイルを保存する

問い合わせ先

gakken-kidsnet@gakken.co.jp
お問い合わせ、質問はeメールにてお送りください。ご返答につきましては時間を要する場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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