宇宙(うちゅう)の
自由研究アイデア集
星空の写真に
ちょうせんしよう!
望遠のレンズがなくても、普通(ふつう)のレンズで、星空の写真を撮(と)ることができる。
意外に簡単(かんたん)に撮れるので、ぜひちょうせんしてみよう!
注意
- 星を観察するときは、大人といっしょにしよう。
- 自動車などが来ない、安全な場所で観察しよう。
星空の写真の撮り方
シャッターを開けたままにできるバルブ(B)機能(きのう)や、長い露出(ろしゅつ)時間(30秒〜2分)を設定(せってい)できるカメラを用意する。シャッタースピードやしぼりをマニュアルで設定できるデジタル一眼(いちがん)レフカメラが撮りやすい。コンパクトデジタルカメラの場合は、「星空モード」、「夜景モード」、「高感度モード」などを使うと撮れるものもある。


カメラを三脚(さんきゃく)に固定する。カメラを上に向けた時に、三脚のレバーが脚(あし)に当たらないように、レンズがレバー側になる向きでカメラを取り付けよう。
近くにある明るすぎる照明(しょうめい)の光が、直接(ちょくせつ)レンズに当たらない場所を選んで、カメラを星空に向ける。
感度をISO400~800、ピントを無限遠(むげんえん)に固定し、しぼりは開放に(F値(ち)を小さく)して、30秒~2分くらいシャッターを開いて撮影(さつえい)する。
撮れた写真を確認(かくにん)しながら、しぼりや露出時間、感度を調整しよう。国際宇宙(こくさいうちゅう)ステーションも、同じ方法で撮影できるよ。

- 写真:編集部
- 協力:国立天文台天文情報センター 小野智子
- 提供:JAXA × YAC × 学研キッズネット