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石や岩は何からどうやってできたの

石や岩は何からどうやってできたの

(いわ)というのは、(おお)きな(いし)のことですから、(いわ)(いし)(おお)きさがちがうだけで(おな)じものであるといえます。そこで、理科(りか)勉強(べんきょう)では、(いわ)(いし)のことをまとめて「岩石(がんせき)」といいます。

この岩石(がんせき)は、そのでき(かた)から(おお)きく3つに分類(ぶんるい)されています。
まず(だい)1番目(ばんめ)は「火成岩(かせいがん)」とよばれる岩石(がんせき)です。火成岩(かせいがん)は、火山(かざん)(つく)った岩石(がんせき)、と(かんが)えればいいでしょう。地面(じめん)(した)には、(あつ)くてドロドロにとけたマグマというものがあるところがあります。これがふき()してくるところが火山(かざん)です。火成岩(かせいがん)は、このマグマが火山(かざん)からふき()したあと、地表(ちひょう)でかたまったり、また、ふき()(まえ)地下(ちか)でゆっくりとかたまったりしてできた岩石(がんせき)のことです。
2番目(ばんめ)は、「堆積岩(たいせきがん)」とよばれる岩石(がんせき)です。堆積岩(たいせきがん)というのは、何百(なんびゃく)万年(まんねん)何千(なんぜん)万年(まんねん)(なん)(おく)(ねん)というはるか大昔(おおむかし)に、(うみ)(みずうみ)(そこ)にたまったどろや(すな)小石(こいし)などが(なが)年月(ねんげつ)(あいだ)(うえ)からの(おも)みなどにおされて、かたまってできた岩石(がんせき)です。
3番目(ばんめ)は、「変成岩(へんせいがん)」とよばれる岩石(がんせき)です。変成岩(へんせいがん)というのは、火成岩(かせいがん)堆積岩(たいせきがん)が、地下(ちか)のマグマの(ねつ)や、地面(じめん)(なか)ではたらくおしつぶす(ちから)などによって、すがたや性質(せいしつ)()わってしまった岩石(がんせき)のことです。火成岩(かせいがん)堆積岩(たいせきがん)(ねつ)圧力(あつりょく)変身(へんしん)したものといえるでしょう。

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