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火はどうして熱いの

火はどうして熱いの

ろうそくのほのおに()(すこ)しでも(ちか)づけるだけで、非常(ひじょう)(あつ)(かん)じます。それもそのはずで、()えているろうそくの(しん)付近(ふきん)温度(おんど)(やく)800()、さらに、ほのおの(じょう)()(ぶん)では、1200()にもなっているのです。

それでは、ろうそくのほのおのところではどんなことが()きているのでしょう。ろうそくのほのおは、ろうと空気(くうき)(ちゅう)酸素(さんそ)がはげしく反応(はんのう)しているところです。そこでは、ろうをつくっている原子(げんし)とよばれる非常(ひじょう)(ちい)さなつぶと、酸素(さんそ)をつくっている原子(げんし)のつぶとが、もうれつなスピードで(うご)(まわ)っています。原子(げんし)のこの運動(うんどう)が、()(あつ)(かん)じる理由(りゆう)なのです。
温度(おんど)というのは、(もの)をつくっている原子(げんし)というものが、どれくらいのスピードで(うご)いているかということで()まります。つまり、(みず)のように(つめ)たいものはあまり原子(げんし)(うご)いておらず、一方(いっぽう)、お()のように(あつ)いものは、原子(げんし)がいきおいよく(うご)きまわっているのです。
()というのは、この原子(げんし)(うご)きが非常(ひじょう)にはげしいために(あつ)いということがいえます。

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