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バターはどうやってつくるの

バターはどうやってつくるの

バターは、牛乳(ぎゅうにゅう)(なか)脂肪(しぼう)(ぶん)、つまり(あぶら)だけをより()けて(かた)めたものです。その方法(ほうほう)は、まず牛乳(ぎゅうにゅう)(はい)った容器(ようき)(はや)いスピードでグルグルと回転(かいてん)させます。

これで牛乳(ぎゅうにゅう)脂肪(しぼう)(ぶん)(おお)いクリームと、脂肪(しぼう)(ぶん)(すく)ない脱脂乳(だっしにゅう)とに()かれます。このようにしてできたクリームを、しばらくねかせておき、そのあとまた、急速(きゅうそく)にかきまぜると、脂肪(しぼう)(ぶん)(あつ)まってかたまりができるのです。これがバターです。
しかし、このかたまりには、まだ脂肪(しぼう)(ぶん)以外(いがい)にも、バターミルクがふくまれています。そこで、これに(つめ)たい(みず)をかけて、バターミルクを(あら)(なが)し、よくねると完全(かんぜん)なバターができあがります。
バターには、ふつうパンにぬったり料理(りょうり)使(つか)う、(しお)(くわ)えたバターと、ケーキづくりなどに使(つか)う、まったく塩気(しおけ)のない無塩(むえん)バターがあります。バターは、わたしたちがいつもよく()べている、ケーキ、パイ、ビスケット、クッキー、キャンデイーなどのほか、シチューやグラタン、カレー、ステーキなどにも使(つか)われており、(いま)やバターは、おいしいものをつくるときにかかせないものとなっています。

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