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どうして1日は24時間なの

どうして1日は24時間なの

1(にち)は24時間(じかん)()まっています。しかし、どうして24なのでしょう。(かんが)えてみれば、こんなはんぱな(かず)使(つか)われることに疑問(ぎもん)をもつのも当然(とうぜん)かもしれません。

これは、12という数字(すうじ)大切(たいせつ)意味(いみ)があるのです。まず24の説明(せつめい)をする(まえ)に、12という数字(すうじ)について説明(せつめい)しましょう。
大昔(おおむかし)人間(にんげん)(つき)()てカレンダーを(つく)りました。(つき)()ちたり()けたりしながら、30(にち)ほどでもとにもどります。つまり、1か(げつ)(やく)30(にち)というのは、(つき)()てカレンダーを(つく)った大昔(おおむかし)(ひと)(かんが)えが(のこ)っているからです。
また、30(にち)ほどで1周期(しゅうき)のみちかけをくり(かえ)(つき)が、この周期(しゅうき)を12(かい)くり(かえ)すと(やく)1(ねん)になります。大昔(おおむかし)(ひと)は、この(つき)()()けが12(かい)くり(かえ)すと1(ねん)になるということをちゃんと()っていたのです。したがって、この12という数字(すうじ)は、ものごとの区切(くぎ)りとして、とても大切(たいせつ)なものとされていたのです。
それで、1(にち)をいくつに()けるか、つまり()こくを()めるとき、この12という数字(すうじ)使(つか)われました。これは、(むかし)メソポタミアという(ところ)()んでいた(ひと)たちによって、最初(さいしょ)()められました。
ところが、エジプトに()んでいた(ひと)たちは、1(にち)(よる)(ひる)()けて、それぞれを12に()ける方法(ほうほう)をとったのです。すると(ひる)は12時間(じかん)(よる)も12時間(じかん)で、1(にち)合計(ごうけい)24時間(じかん)ということになります。ここで24という数字(すうじ)がでてきて、1(にち)は24時間(じかん)となったわけです。
現在(げんざい)も1(にち)24時間(じかん)なのは、この大昔(おおむかし)のエジプト(じん)(かんが)えた方法(ほうほう)がずっと使(つか)われてきたからなのです。

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