「ごみ」から環境問題を考えよう
「
ごみから調 べてみよう、環境 問題 とリサイクル
ごみをへらそう、リサイクルしよう……環境問題というと、必ず登場するよびかけだね。しかし、なぜごみをへらすことが、「環境問題」の解決につながるのかな?
まずは、キミの家のごみを調べることから始めてみよう。キミの家では、1日にどれくらいのごみが出るのかな? 環境省の調査(平成13年度)によると、1人が1日に出すごみの量は、なんと1kg以上にもなるんだって。
それから、キミの家から出るごみには、どんなごみがあって、すてられたらどうなるのか……なんて、考えたことあるかな? ごみとしてすてられた後のことを考えると、いろんなことが見えてくるんだ。
たとえば、カン・ビンやペットボトル、新聞・雑誌。これらはみな、アルミや鉄、石油、木など、「自然の資源」からつくられている。だから、「資源ごみ」といわれてるんだ。そんな「自然の資源」は、使ったら使った分だけへってしまうものがほとんど。いつまでもあるわけじゃない。使うことをへらす、それが地球を守ることにつながっているんだね。
また、ペットボトル、新聞などは、ごみとしてもやさず、あらためて加工して利用する、つまり「リサイクルする」ことによって、もとの原料をさらにせつやくできる。アルミ缶やスチール缶も同じだよ。「アルミ缶リサイクル協会」など、それぞれの資源ごとにあるページを、参考にしてみるといいよ。
ところで、きみの住むまちでは、どうやってごみを出してる? ペットボトルをわけてる? プラスチックをわけてる?
ごみのわけ方については、地域によって、かなりちがいがあるんだよ。きみの住むまちのホームページで、ごみのゆくえを追ってみよう。包装と廃棄物・環境に関する情報を集めた日報ビジネスの「全国自治体ごみリンク」は、各都道府県、市町村ごとのごみ収集情報がわかる、便利なリンク集。どんなことがわかるかな?
環境 問題 をよーく考 えるためのおすすめサイト
地球の環境がおかしくなって、このままだと自然に住む生物が生きていけなくなっちゃう、という重要な問題が「環境問題」。自然と人間のくらしすべてにふくざつにかかわってるから、ものすごくたくさんの「問題」につながってる。今、どんな問題があるんだろう。
まずは「EICネット」。国立環境研究所によるページで、環境に関するありとあらゆる情報がのっている。子ども向けページ「このゆびとまれ!エコキッズ」では、身のまわりのいろんなことが、「環境問題」につながってるってことがよくわかるよ。
温暖化のことは、JCCCA「全国地球温暖化防止活動推進センター」のサイトを見てみよう。基本的な説明だけではなく、「温暖化写真館」や、「すぐ使える図表集」などは、ぜひ自由研究の参考にしたいね!
NHKの「たったひとつの地球」は、地球環境に関するテレビ番組で、Webで見られるようになっているんだ。