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酸性雨って、どんな雨のことですか?

酸性雨って、どんな雨のことですか?

酸性雨(さんせいう)はふつうの(あめ)よりも酸性(さんせい)()(たか)(あめ)のこと。

工場(こうじょう)煙突(えんとつ)自動車(じどうしゃ)などから()るSOx(イオウ酸化物(さんかぶつ))やNOx(ちっ()酸化物(さんかぶつ))が、上空(じょうくう)化学変化(かがくへんか)()こし酸性(さんせい)物質(ぶっしつ)になり、それが雨雲(あまぐも)にとけこむことで酸性雨(さんせいう)になるんだ。

酸性(さんせい)(つよ)さをあらわす単位(たんい)としては、phが使(つか)われている。phの数字(すうじ)(ちい)さくなるほど酸性(さんせい)(つよ)く、ph7が中性(ちゅうせい)自然(しぜん)(あめ)には二酸化(にさんか)炭素(たんそ)などがとけこんでいるので、もともと(よわ)酸性(さんせい)だが、このphが5.6以下(いか)(しめ)(あめ)のことを、一般的(いっぱんてき)に「酸性雨(さんせいう)」と()んでいるよ。

酸性雨(さんせいう)農作物(のうさくぶつ)森林(しんりん)()らしたり、(いけ)(みずうみ)(さかな)やその(ほか)生物(せいぶつ)(ころ)してしまう。エジプトのピラミッドなどの建造物(けんぞうぶつ)をも(くず)してしまうなど、世界的(せかいてき)環境(かんきょう)問題(もんだい)になっているんだ。

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