SOx（イオウ酸化物）やNOx（ちっ素酸化物）って、何ですか？ 大気 NOx（ちっ素(そ)酸化物(さんかぶつ)）というのは、一酸化(いっさんか)ちっ素(そ)や二酸化(にさんか)ちっ素(そ)などのこと。石油(せきゆ)などが高(たか)い温度(おんど)で燃(も)えたときに空気(くうき)中(ちゅう)のちっ素(そ)からできる。 空気(くうき)中(ちゅう)のNOx（ちっ素(そ)酸化物(さんかぶつ)）の半分(はんぶん)は自動車(じどうしゃ)から出(で)ているといわれていて、のどや気管支(きかんし)をいためる原因(げんいん)となる。 SOx（イオウ酸化物(さんかぶつ)）というのは、石油(せきゆ)や石炭(せきたん)が燃(も)えるときにできる二酸化(にさんか)イオウや三酸化(さんさんか)イオウなどのこと。せきや気管支炎(きかんしえん)、ぜんそくなどをおこす。また、植物(しょくぶつ)を枯(か)らす原因(げんいん)になるともいわれているんだ。 ちっ素(そ)酸化物(さんかぶつ)やイオウ酸化物(さんかぶつ)が雨(あめ)にとけこむと、酸性雨(さんせいう)になる。
