屋上緑化とは、建物の屋上を緑化する(樹木や草花などを植える)こと。地球温暖化対策のひとつとして今、広まっている。
緑化によって、夏は太陽の熱をやわらげて涼しく、冬は熱をのがさず、室内を暖かく保つ効果がある。建物の熱がにげないので、暖房やエアコンの効きがいいばかりでなく、外の暑さや冷気をとりこまずにすむんだ。エアコンを使う機会も減り、省エネにもなるし、都会の気温が上がるヒートアイランド現象もやわらげることができる。
また植物は二酸化炭素を吸い、酸素に変える働きもする。
京都府の府庁の屋上芝生公園を始め、多くの企業や団体が取り組みを始めている。都会のようにビルがたくさんならんでいる所には緑を植える場所が少ない。でも屋上に森をつくることによって、環境にもやさしいし、人びとの心にもうるおいが生まれそうだね。