地球の酸素はどうやってできたのですか?
やがて生物が生まれ、その中から、ランソウという植物の先祖があらわれた。ランソウは海の中にいて、水の中にとけている二酸化炭素を取り入れ、代わりに酸素をはき出した。植物は、光のエネルギーを使って、二酸化炭素と水からでんぷんなどの養分を作って、そのときにできた酸素をはきだす。このはたらきを光合成という。ランソウは光合成を行って、少しずつ酸素をはき出していったんだ。それから長い年月をかけて、ランソウや後からあらわれてきた植物たちが、たくさんの酸素をはきだして、今のような酸素の多い空気ができたんだ。