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熱帯林はどんな働きをしているのですか?

熱帯林はどんな働きをしているのですか?

熱帯林は南米や東南アジア、中央アフリカなど、熱帯の地域にある森林で、地球上の森林のおよそ半分をしめている。「地球の緑の肺」ともいわれ、たくさんの二酸化炭素を吸収して酸素をはき出している大切な森なんだ。

ここ10数年をみると、温帯から寒帯にかけての森林は全体としてほとんど減っていない。ヨーロッパではむしろ増えているんだ。つまり地球全体で森林が減っているのは、熱帯林の減少によるものなんだ。

「地球の緑の肺」である熱帯林が減ることで二酸化炭素の吸収量も減り、地球温暖化はますます進むと考えられている。また、森林は、ふった雨をたくわえることで、洪水や地滑りを防ぐ天然のダムの役割を果たしている。

そして森林は、野性生物の住みかにもなっている。とくに、熱帯林には、地球全体の生物種のうちの50~80%が住んでいるといわれている。まだ知られていない生物もたくさんいて、これらの生物の中には、病気を治す薬になるものがいるかもしれない。熱帯林がなくなると、何千年も前から森に住んできた人たちの住みかがうばわれる。そうなると、大切なその人たちの文化も消えてしまう。

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