2007年に出されたIUCN(国際自然保護連合)のレッドデータブックには、絶滅しそうな生き物(絶滅危惧種)が11,306種類あげられている。
動物園でおなじみのジャイアントパンダ、ゾウ、サイ、バク、ホッキョクグマ、トラ、ヒョウ、オオカミ、オランウータン、チンパンジー、ゴリラ……など、ほ乳類はその約4分の1が絶滅しそうなんだ。鳥類も8分の1が絶滅しそうといわれている。世界の人口は、2050年には100億人をこえるとみられている。人間がふえると、畑もふやさなければならないし、家や工場もつくらなければならない。こうして野生動物たちのすみかはどんどんなくなっていくんだ。