異常気象の原因は何ですか？

東京(とうきょう)と沖縄(おきなわ)では、季節(きせつ)によって気温(きおん)や雨(あめ)のふり方(かた)にちがいがあるように、それぞれの地域(ちいき)では、だいたい毎年(まいとし)、季節(きせつ)ごとに同(おな)じような天気(てんき)のパターンをくりかえしている。こういう決(き)まった天気(てんき)のパターンから大(おお)きくはみ出(だ)して、暑(あつ)すぎたり寒(さむ)すぎたり、雨(あめ)が多(おお)すぎたり少(すく)なすぎたりすることを異常気象(いじょうきしょう)とよんでいる。
むかしも、ときには異常気象(いじょうきしょう)があった。けれども近年(きんねん)は、世界(せかい)各地(かくち)で異常気象(いじょうきしょう)がたてつづけにおきているんだ。その原因(げんいん)については、地球(ちきゅう)温暖化(おんだんか)のほかにも「南(みなみ)アメリカのペルー沖(おき)の海水(かいすい)の温度(おんど)が高(たか)くなるエル・ニーニョのせいではないか」とか、「火山(かざん)の噴火(ふんか)も影響(えいきょう)しているのではないか」とか、さまざまなことが言(い)われている。