家庭やオフィスなどから出るふつうのゴミのことを「一般廃棄物」という。1年間に全国で出る一般廃棄物の量は、2006年でいうと5202万トン。これは東京ドーム138ぱい分にあたる。
東京ドームがごみ箱だとすると、3日であふれてしまうことになるね。日本人1人が1日に出すゴミの量は1115g、1kgと少しだ。
このほかに、工場などから出る産業廃棄物というのがある。産業廃棄物のおもなものとしては、汚泥(工場や下水処理場などから出るどろどろしたゴミ)、家畜のふん、建築廃材(ビルなどをこわしたときのくず)など。1年間に出る産業廃棄物の量は4億1200万トン。一般廃棄物の8倍も出るんだ。日本を始め先進国ゴミの量はどんどんと増え、深刻な問題になっている。