家電リサイクル法(特定家庭用機器再商品化法)は、2001年から施行された、「エアコン」「テレビ(ブラウン管式)」「電気冷蔵庫・冷凍庫」「電気洗濯機」をリサイクルするための法律。
この4製品のうちのどれかが家庭や会社で使わなくなったりこわれたりした場合、ゴミとして出さず、有料でお店にひきとってもらう。お店の人はその製品のメーカーに運ぶ。メーカーでは製品から、鉄、銅、アルミニウム、ガラスなどの資源をリサイクルしたり、 エアコンや冷蔵庫の冷媒フロンを回収・処理したりする。
資源を有効に使って、環境のためにリサイクルをするにはお金がかかる。だから家電リサイクル法は、つくった人、売った人、買った人みんなで協力しあうシステムなんだ。2006年度、家電4品目を製造メーカーや指定法人が再商品化した割合は、エアコン86%、テレビ77%、冷蔵庫・冷凍庫71%、洗濯機9%となっている。