石油は化石燃料のひとつでわたしたちの生活に大きく関わっている。でも今のペースで石油を使いつづけると、あと50年くらいで石油はなくなってしまうといわれている。
実際は、地下にはもっとたくさんの石油がうまっているのだが、正確な数字を出すことが難しい。ただ、今の技術では一部の石油しか掘ることができないんだ。
それに、石油を掘るのにたくさんのお金がかかったら、石油の値段も高くなって、ほかの安いエネルギーを使ったほうがいいということになる。つまりこれは、今の技術で、しかもあまり高くない値段の石油を掘るとなると、50年くらいしかもたない、という意味なんだ。今、北極の海で天然ガスや大量の石油が見つかり、掘っている国もある。しかし、いずれにしろ石油はいつかなくなってしまう。
また、石油を燃やすと大量の二酸化炭素が発生し、地球温暖化を進めてしまう。世界の各国では、石油にかわる新しいエネルギーをさかんに研究しているよ。