お菓子、ハム・ソーセージ、かまぼこ、つけもの、弁当など、加工食品をつくるときに、形や味を整えたり、色をつけたり、くさりにくくしたりするために加えられるものを食品添加物という。
食品添加物は、法律によって、使ってよいものの種類や使い方が決められている。一般的には化学的に合成されたものをいうんだけど、動物や植物などからとった天然の添加物もある。現在使われている食品添加物の中には、発がん性が疑われているものもあるので、加工食品を食べるときには注意をした方が安全だね。それぞれの加工食品のパックには、使われている食品添加物が表示されているよ。
・キシリトール、アスパルテーム:食品に甘味を与える
・クチナシ黄色素、食用黄色4号:食品を着色し、色調を調節する
・ソルビン酸、しらこたん白抽出物:カビや細菌などの発育を抑制し、食品の保存性をよくし、食中毒を予防する
・エルソルビン酸ナトリウム、ミックスビタミンE:油脂などの酸化を防ぎ保存性をよくする
・亜硝酸ナトリウム、硝酸ナトリウム:ハム・ソーセージなどの色調・風味を改善する