地産地消とは、その地域で生産したものをその地域で消費すること。おもに農産物や海産物などの食べ物に使われている言葉だよ。
食品の産地や原材料をごまかす事件がよく問題になります。
地産地消のメリットは、いつ、どこで、どんな人がつくったものなのかがはっきりとわかるので、買う人が安心できることです。
また、食べ物をつくったその土地で食べるので、運ぶきょりがが短くてすみ、輸送中に出る排出ガスも少なくなります。
もともと日本には、地元でとれたものを旬の時期に食べるのが健康によいという考え方があります。その土地の気候や風土にあった農産物は、農薬などをたくさん使わなくても自然のエネルギーで豊かに実るため、安全だし、栄養価が高いのです。何より新鮮でおいしい。
そうしたものを食べるようにしているとたしかに健康によさそう。また、自分たちがくらす地域のことをよく知るきっかけにもつながるね。