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どうして人間は男と女にわかれているの

どうして人間は男と女にわかれているの

人間(にんげん)(おとこ)(おんな)にわかれていますが、人間(にんげん)だけではなく、ほかのたくさんの動物(どうぶつ)もおすとめすにわかれています。 イヌやネコはもちろん、(とり)や、ヘビ、カエル、(さかな)昆虫(こんちゅう)も、おすとめすにわかれています。

また植物(しょくぶつ)も、お(かぶ)とめ(かぶ)にわかれていたり、お(ばな)とめ(ばな)があったり、ひとつの(はな)におしべとめしべがあったりと、やはりおすとめすのようなものにわかれています。なぜ、このようにおすとめすにわかれているかというと、自分(じぶん)たちの子孫(しそん)をのこすのにつごうがいいからなのです。 ()(もの)は、自分(じぶん)たちの仲間(なかま)がいつまでも(つづ)いていくように、遺伝子(いでんし)というものを子供(こども)にわたしています。 遺伝子(いでんし)は、(おや)(からだ)特徴(とくちょう)子供(こども)につたえる設計(せっけい)()のような(はたら)きをしています。 (おや)からこの設計(せっけい)()をもらった子供(こども)は、(おや)(おな)(どう)(ぶつ)になります。 人間(にんげん)から、まったく(べつ)遺伝子(いでんし)をもつ動物(どうぶつ)、たとえばイヌの子供(こども)がうまれたりすることは絶対(ぜったい)にないのです。ところがこの遺伝子(いでんし)は、ひとりの(おや)から(つぎ)のひとりの子供(こども)へ、そのまま()けつがれるわけではありません。 子供(こども)は、遺伝子(いでんし)をおすから半分(はんぶん)、めすから半分(はんぶん)もらうようになっています。 こうして、おすとめすの遺伝子(いでんし)、つまり設計(せっけい)()をまぜ()わせることで、(おや)とはちがういろいろな特徴(とくちょう)をもった子供(こども)ができるわけです。

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