かみの毛はどうしてのびるの
毛のつくりというのは、大きくふたつにわかれています。ひとつは、皮膚の中にある植物の根っこのようなところで、これは毛根とよばれています。 もうひとつは、 皮膚から上に見えている植物のくきのようなところで、 これは毛幹とよばれています。
毛は、毛根の一番根元の少しふくらんだ部分でつくられています。 毛根が、長い間どんどん新しい毛をつくり続けるために、かみの毛は長くなり、たとえ切ってもまたのびてくるというわけです。
反対に、毛根が早く毛を作るのをやめてしまうと、それ以上のびませんからあまり長くはなりません。 たとえば、まつげなどがそれにあたります。