どうして人間はとしをとるの
ところが、この「何が老化をひきおこす原因なのか」という問題は、専門家にもまだよくわかっておらず、現在これらを研究している研究者たちの、大きな研究テーマとなっています。
ある研究者グループの説の中に、「すりきれ説」というものがあります。 この説によると、人間の体の細胞や、その細胞がたくさん集まっている組織というところに、元気のもとのような働きをするものがあって、この元気のもとが、としをとるにつれて、だんだん少なくなっていくのが、としをとる原因ではないかということです。
このような考え方もありますがそれが正しいかどうかまだわかっていないのです。