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人間はどうやってうまれてきたの、どうして人間はいるの

人間はどうやってうまれてきたの、どうして人間はいるの

人間(にんげん)一番(いちばん)よくにている動物(どうぶつ)はサルです。 サルと一言(ひとこと)でいっても、いろいろな種類(しゅるい)のサルがいますが、一番(いちばん)人間(にんげん)(ちか)いのは、チンパンジーで、ゴリラ、オランウータンと(つづ)いています。

そして、このサルの祖先(そせん)は、わたしたち人間(にんげん)祖先(そせん)(おな)動物(どうぶつ)なのです。
わたしたちの祖先(そせん)を1000(まん)(ねん)くらい(まえ)までたどっていくと、そのときにいたサルは、人間(にんげん)祖先(そせん)であると同時(どうじ)に、チンパンジーやゴリラ、オランウータンの祖先(そせん)でもあるのです。 この共通(きょうつう)祖先(そせん)からオランウータンが()かれ、(つづ)いてゴリラが()かれ、そして500(まん)(ねん)くらい(まえ)に、チンパンジーとヒトが()かれたと(かんが)えられています。
()かれてできたといっても、チンパンジーとヒトが、突然(とつぜん)別々(べつべつ)()まれたわけではありません。 (なん)千年(ぜんねん)(なん)(まん)(ねん)という(なが)時間(じかん)をかけ、(すこ)しずつ変化(へんか)をしながら現在(げんざい)のようなすがたになったのです。 これを進化(しんか)といいます。 当然(とうぜん)その(あいだ)には、チンパンジーから進化(しんか)し、ヒトの特徴(とくちょう)をもちはじめ、ここからがヒトとよべるときがあるはずです。 もちろん進化(しんか)はだんだんとおきますから、はっきりとした境界線(きょうかいせん)があるわけではありません。 その(なか)で、(いま)わかっている最古(さいこ)のヒトは、(いま)から400(まん)(ねん)ほど(まえ)(ひがし)アフリカにすんでいた動物(どうぶつ)であるとされています。 「アフゼル猿人(えんじん)(アウストラロピテクス・アファレンシス)」とよばれているこの動物(どうぶつ)は、まっすぐに()ち2(ほん)(あし)(ある)いていたことなどから、チンパンジーには()られない、ヒト独特(どくとく)特徴(とくちょう)をもっていました。 しかし、(のう)(おお)きさはチンパンジーほどで、(いま)のヒトにくらべるとかなり(ちい)さく、まだまだサルに(ちか)かったヒトであり、進化(しんか)途中(とちゅう)であることがわかります。
このアフゼル猿人(えんじん)子孫(しそん)をのこしながら、(つぎ)世代(せだい)へとつないできたおよそ400(まん)(ねん)(あいだ)に、(すこ)しずつ(からだ)変化(へんか)し、現在(げんざい)のわたしたちが()まれてきたと(かんが)えられています。

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