どうして子供の歯ははえかわるの(大人ははえかわらないの)
歯はすき間なくあごの骨にならんでついていなければなりません。 ところが、歯は、生えた後に大きく成長することはほとんどありませんので、最初からあごのサイズにぴったりの歯が生えるようになっています。
あごが小さい子供のときは小さい歯が生えていて、あごが成長して大きくなると、そのあごにぴったりの、大きい歯に生えかわるのです。
また、大人の歯は本数も多くなります。 子供の歯は全部で20本ですが、それが生えかわると奥歯が生えてきて最後にはふつう32本になります。 なかには一番奥に生えるはずの「親知らず」という奥歯が、最後まで生えないこともありますから、そういう人は28本で終わりになります。
大人の歯が生えそろうころには、あごの骨の成長も止まり、もうそれ以上あごが大きくなることはありませんから、歯も生えかわる必要はないのです。
おうちの方へ
生えかわる歯は、乳切歯、乳犬歯、乳臼歯の3種類だけで、上下左右合わせて20本です。 大臼歯は生えかわりませんが、この歯が生えそろう頃にはもうあごの骨は十分成長しており、それ以上大きくならないので歯も生えかわる必要がないのでしょう。