どうして鼻水がでるの(どこからでるの)
このウイルスやバクテリアは、空気や食べ物といっしょに体の中に入りこんできます。つまり、口と鼻から入ってくるのです。
口から入ったウイルスやバクテリアは、のどを攻撃し、胃を攻撃し、腸を攻撃しながら、体の中に入っていきます。 一方、鼻から入ったウイルスやバクテリアは、まず鼻を攻撃し、次に気管支、さらには肺と進んでいきます。 かぜをひくというのは、このウイルスやバクテリアが、体の中に入りこんで、仲間をふやし始めたようすのことをいうのです。
このウイルスやバクテリアが、鼻を攻撃し、ここで仲間をふやし始めた場合、鼻の奥にある「びくう」というところのかべの粘膜が刺激されて、鼻水のでる量がふえてきます。 鼻を何回かんでも、鼻水は止まらずでてきます。
つまり鼻水は、ウイルスとバクテリアが、鼻の粘膜を攻撃したためにでるということになります。