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どうしてお酒を飲むとよっぱらうの

どうしてお酒を飲むとよっぱらうの

たいていの(ひと)は、お(さけ)()むと、まず(かお)がほんのり(あか)くなってきます。そして、ペラペラと、(くち)(かる)くなり、どんどんおしゃべりになったり、陽気(ようき)になったりします。

そして、()みすぎてくると、(あたま)がぐらぐらして、(あし)までふらふらしてきます。あげくのはてには、(ところ)かまわずねむりこんでしまうこともあります。()むことによって、(ひと)をそんなふうにさせるお(さけ)は、じつにふしぎな()(もの)です。
なぜ、お(さけ)は、このように、人間(にんげん)をよわすことができるのでしょうか。ひみつはお(さけ)(なか)にふくまれているエチルアルコールにあります。このエチルアルコールは、(からだ)(なか)(はい)ると、そのうち血液(けつえき)(なか)にまで()りこんできて、(のう)(たっ)します。すると、アルコールは(のう)(はたら)きかけて、(のう)活動(かつどう)をみだしてしまいます。これが、ようということなのです。
エチルアルコールも(すこ)しなら、(のう)活動(かつどう)(すこ)ししかみだれませんから、こんなときは気持(きも)ちがいいぐらいの状態(じょうたい)です。
しかし、とてもたくさんのエチルアルコールが(のう)にいくと、(のう)ははげしくみだれ、わけがわからなくなったり、(ある)けなくなったりしてしまうのです。

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