なくとどうして目が赤くなったり鼻水がでるの
まず、
そのために、ないてなみだがでると、なみだはこの管を通って鼻の中に流れこんでくるのです。ないたときにでる鼻水の正体は、ほとんどが目から流れこんできたなみだなのです。
ないたときのなみだは非常に量も多くなります。したがって、鼻の中にも大量に流れこんできますが、そこだけではまにあわず、あふれたものが目からこぼれ落ちていくというわけです。
では、次にどうして目が赤くなるかということですが、目が赤くなるのは、目の白いところにある細い血管にたくさんの血が流れこむからです。つまり、赤いのは血の色というわけなのです。
なぜなくと目の血管にたくさん血が流れこむのかは、じつは、これは非常にむずかしい問題で、完全にはまだわかっていません。ないたときというのは、人間の神経がとても興奮しています。神経が興奮すると、血がたくさん流れるらしいのですが、これも本当のところはまだはっきりわかっていないことなのです。