どうして(としをとると)はげるの
かみの
頭だけではなく、体に生えている毛も、ぜんぶ、毛の根元にある毛根でつくられています。たとえ、毛がぬけてしまっても、毛根が生きていれば、すぐ新しい毛が生えてくるようになっているわけです。ところが毛根をつくっている細胞が死んでしまうと、毛はもう二度と生えてきません。しかし、なぜ、その細胞が死んでしまうのかについては、まだよくわかっていません。
としをとってからはげるのは、頭の皮膚にやわらかさがたりなくなり、皮膚が血管をおしつぶしてしまうために、酸素や栄養がいきわたらなくなるからだといわれていますが、これもまだはっきりとはわかっていないことなのです。