どうしてへそがあるの
わたしたちがもっているへそは、ひとりひとりみなちがう
へその緒というのはおなかの中の胎児と母親をつなぐ命のつなの役目をしています。へその緒は管になっていて、両方をつないでいます。胎児はこの管で母親から酸素や栄養をもらっておなかの中で成長するのです。胎児はおしっこのような排泄物も、この管で母親の血液の中に流しているのです。
生まれてくるときにもこの管はついたままなのですが、おなかの外に出てしまうと自分で呼吸をしたりおしっこをするためにいらなくなります。それでへその緒を切りとるわけですが、切ったのこりのへその緒は自然に取れてしまうのです。そのあとがおへそというわけです。このようにへそは、お母さんとつながっていたなごりなのです。