骨はどうしてあるの
おそらく、わたしたちは、砂浜に打ち上げられたクラゲのようにダラーンとなってしまい、起きあがることも、動くこともできないでしょう。
このように、骨の第1の役割は、体をささえることです。
第2は、体の中身を保護するはたらきです。わたしたちの頭蓋骨は、大事な脳を守るヘルメットのような役目をしています。また、骨盤も、内臓を守るはたらきをしているのです。
第3の役割は、運動のためにあるということです。つまり、骨には体を動かす役目があり、手足などは、筋肉がのびたりちぢんだりして、それについている骨を動かすことによって、まげたりのばしたりの運動ができるのです。また、あばら骨とよばれる「肋骨」も、胸を広げたりせばめたりする呼吸運動のためにあります。