どうしてまばたきをするの
まばたきをする
空気の中には、目に見えないような細かいごみがたくさんうかんでいます。そのようなごみがいつも目の表面にくっついています。
まぶたは、まばたきをして、こういった細かいごみをぬぐい取っているわけです。フロントガラスについた雨や雪などを取る自動車のワイパーと同じはたらきです。
2番目は、目の表面をなみだでぬぐうというはたらきです。目の表面はいつでもぬれていなければなりません。目の表面がかわいてしまうと、表面が死んでしまい病気の原因となります。そこでまぶたは目がかわかないように、なみだでいつも目の表面をぬらしているというわけです。なみだというとないたときや、目にごみが入ったときにだけ出るものと思いがちですが、いつも少しずつ出ているのです。
また、なみだの中には、ばい菌を殺す物質もふくまれていて、目についたばい菌がふえるのをふせぐはたらきもしています。