どうして人間は水に(プールに)うかぶの

どうして人間は水に(プールに)うかぶの

ものが水にういたり、しずんだりするのは、重さと関係があるのです。重さといっても、石は50gあるからしずむとか、木は20gしかないからうくとか、そういった問題ではありません。

その物と水の重さをくらべたとき、水より重ければ水にしずみ、反対に水より軽ければ水にうく、というわけなのです。ただし、重さをくらべるときは、同じ体積でくらべなければなりません。
これをかんたんに説明すると、たとえばその石とまったく同じ大きさで、まったく同じ形をした入れものに入った水の重さとくらべたとき、石が水より重ければ水にしずみますが、もしそれが軽石などで、水の重さより軽ければ、水にうくというわけです。
そこで、人間の体をこのようにして、水とくらべると、じつは水より少し重いだけなのです。だから、水の中で体を動かさないでいるとしずんでしまいますが、手足を動かして水をけったり、肺(はい)にたくさんの空気をすいこんでおけば、うかんでいられるのです。
ところが、赤ちゃんは大人の人間とはちょっと違います。赤ちゃんのときは脂肪(しぼう)が多いので、水より少しだけ軽いため、じっとしていてもういていられるのです。

PAGETOP