動物はあせをかくの
また、このほかほ乳類には、あせをかくという特徴もあります。あせは、汗腺というあせをだすところから出ますが、ほ乳類には必ずこの汗腺があります。つまり、動物のなかで、ほ乳類ならば、必ずあせをかき、ほ乳類以外のものは、あせをかかないということになります。
しかし、例外もあります。たとえば、クジラの仲間は、ほ乳類ですが、汗腺があまり発達していないために、あせはほとんどかきません。
そのほかに、イヌやネコの仲間も、あまりあせをかかないようです。あせは、あしのうらにほんの少しかくくらいです。
このように例外はありますが、ほとんどのほ乳類はあせをかきます。なかでもウマやサルの仲間は、かなりあせをかくようです。そのなかでも一番あせをかく動物は、何といっても人間なのです。