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どうしてイヌはワンと鳴くの,ネコはニャーと鳴くの

どうしてイヌはワンと鳴くの,ネコはニャーと鳴くの

「ニャー」というのはネコの言葉(ことば)であり、「ワン」はイヌの言葉(ことば)です。ネコがワンと()いてもほかのネコには(つう)じませんから、ネコはニャーとしか()かないというわけです。

つまり、動物(どうぶつ)はその動物(どうぶつ)だけに共通(きょうつう)している()(かた)があるのです。これは(なが)(あいだ)に、こういう()(かた)をすると仲間(なかま)につたわるということがわかってきたために、それぞれの動物(どうぶつ)()(かた)()まってきたと(かんが)えられています。ネコはネコ、イヌはイヌどうしで(つう)じることがまず一番(いちばん)大事(だいじ)なことです。だから動物(どうぶつ)によって()(かた)がちがうのです。
ちなみに、ネコの()(かた)には(おお)きく()けて3(とお)りあります。気持(きも)ちがいいときの「ゴロゴロゴロ」、自分(じぶん)存在(そんざい)をアピールするための「ニャー」、おこっているときの「フーッ!」です。さらに(こま)かく調(しら)べると16種類(しゅるい)もあるといわれています。
なお、イヌの「ワン」、ネコの「ニャー」は日本人(にほんじん)()こえ(かた)で、(たと)えばアメリカ(じん)(ひと)に「ワン、ワン」や「ニャー、ニャー」と()っても、イヌやネコの()(かた)としては(つう)じません。

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