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どうしてウシから牛乳がとれるの

どうしてウシから牛乳がとれるの

牛乳(ぎゅうにゅう)という文字(もじ)は、ウシの(ちち)()きます。その文字(もじ)のとおりで、牛乳(ぎゅうにゅう)はウシの()すおっぱいのことです。

ウシにかぎらず、ほ乳類(にゅうるい)は、子供(こども)(そだ)てるためにおっぱいを()します。人間(にんげん)は、ウシの()したおっぱいをもらって()んでいるというわけです。
実際(じっさい)牛乳(ぎゅうにゅう)をとっている農家(のうか)では、()まれた()ウシは、(はじ)めの1週間(しゅうかん)だけ、(はは)ウシの(ちち)をもらい、その(あと)は、人間(にんげん)がつくった「人工的(じんこうてき)」なえさで(そだ)てられています。
そうしないと、人間(にんげん)が、牛乳(ぎゅうにゅう)()けてもらえないからです。ふつう、()ウシが(ちち)()まなくなるのは、()まれてから10か(げつ)ほどたったころです。つまり(あか)ちゃんをうんだ(はは)ウシは、子供(こども)がいなくなっても、あと(やく)9か(げつ)と3週間(しゅうかん)(ちち)()(つづ)けるのです。その(あいだ)(ちち)人間(にんげん)がもらっているわけです。
ところで、(はは)ウシは、(ちち)()(はじ)めてから3か(げつ)以内(いない)に、(つぎ)子供(こども)妊娠(にんしん)します。(はは)ウシの妊娠(にんしん)期間(きかん)(やく)10か(げつ)なので、(ちち)()なくなってからおよそ3か(げつ)()にまた(あか)ちゃんが()まれてくるわけですから、また(ちち)しぼりができるようになるわけです。ウシをたくさんかっている農家(のうか)では、()ウシが()まれる時期(じき)調節(ちょうせつ)すれば、一年(いちねん)(じゅう)牛乳(ぎゅうにゅう)がとれることになります。

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