カメレオンはどうして色が変わるの

カメレオンは、体(からだ)の皮膚(ひふ)の細胞(さいぼう)の中(なか)に、白(しろ)、赤(あか)、黄(き)、黒(くろ)などの色(いろ)の粒(つぶ)を持(も)っています。この色(いろ)の粒(つぶ)は、外(そと)からの光(ひかり)や熱(ねつ)をあびると大(おお)きさが変(か)わるしくみになっていて、大(おお)きさの組(く)み合(あ)わせがいろいろ変(か)わると、色(いろ)が変(か) わるというわけなのです^※。
このように、体(からだ)の色(いろ)を変(か)えることができるといろいろといいことがあります。まず、えものに近(ちか)づくときに、まわりの色(いろ)にまぎれて目立(めだ)たないから、えものがとりやすくなります。またその逆(ぎゃく)に、カメレオンを食(た)べようとする敵(てき)の目(め)をごまかすこともできます。色(いろ)が変(か)わるのは、命(いのち)を守(まも)るためのくふうなのです。
ちなみに、カメレオンはふつう、死(し)ぬと灰色(はいいろ)になります。本当(ほんとう)にふしぎな動物(どうぶつ)です。