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ゾウの鼻はどうして長いの

ゾウの鼻はどうして長いの

大昔(おおむかし)、ゾウは(いま)のような巨体(きょたい)ではありませんでした。(やく)6000(まん)(ねん)(まえ)にいたゾウの先祖(せんぞ)は、(いま)のバクのような動物(どうぶつ)で、(はな)(みじか)かったのです。

このころゾウの先祖(せんぞ)湿地(しっち)森林(しんりん)にすんでいました。しかし(なが)(あいだ)進化(しんか)するにつれ、生活(せいかつ)()草原(そうげん)にうつし、だんだんと(からだ)(おお)きくなっていったのです。
(からだ)(おお)きくなると、(みず)()んだりするのにもエネルギーを使(つか)うようになります。そのようななかで、(はな)(すこ)しでも(なが)いと()きていくのに便利(べんり)だったのです。そのために、ゾウはだんだん(はな)(なが)仲間(なかま)だけが()きのこり、(かず)がふえていきました。そして、ついに(はな)(なが)いゾウだけが()きのこり現在(げんざい)のようになったのです。
この(みみ)(おお)きさは、すんでいるところによって(すこ)しちがいます。たとえば、()がカンカンてりつける草原(そうげん)にすんでいるアフリカゾウは(おお)きな(みみ)をもっていますし、反対(はんたい)に、()かげが(おお)(もり)にすんでいるマルミミゾウは、これより(すこ)(ちい)さい(みみ)をもっています。

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