動物はなぜいるの
これは、とてもふしぎなことですが、おそらく生き物には、「少しでも楽に栄養をとって、子孫をのこそう」という性質があるからと考えられます。
つまり、生き物と生き物には、くさりのようにつながって生きていく、ある「決まり」があるようです。
その直後、地球に太陽の光を利用して生きる「植物」が現れたときにも、その植物を食べて生きる「動物」が現れたのです。
このようにして、さまざまな動物が地球上のあらゆるところに現れ、それぞれが進化してすがたや形をかえていきました。
どんなに強い動物でも、死ぬと、必ずその肉を食べる別の動物がいます。また、動物が土になると、今度はその土を栄養にして植物が大きく育つのです。このように地球上の生き物は、まるで大きなくさりのようにつながりながら、ふえてきました。もちろん人間も、そのくさりの中のひとつとして生きているのです。