恐竜はどうして生まれたの

恐竜はどうして生まれたの

恐竜が、なぜ生まれたかを知るには、およそ3億年前の地球までさかのぼらなければなりません。

3億年前の地球は、とてもあたたかい気候(きこう)で、湿気(しっけ)もかなりあり、シダなどの植物がうっそうとした森林をつくっていたようです。地面にはまだ沼や池が多く、その水辺には、魚から進化した両生類の仲間がくらしていました。
その後、1000万年ほどたつと、地上はかわいた気候になり、生き物も、両生類の中から、ウロコをもち、卵(たまご)をかたいからでおおった乾燥(かんそう)に強い生物が現れてきました。これがは虫類で、最初のころは今のトカゲのようなすがたをしていました。
それから6000万年もの長い年月の間に、いろいろな種類のは虫類が生まれ、そのなかで、今から2億5000万年前にテコドントという種類のは虫類が生まれてきたのです。この種類のなかには、現在のワニの先祖(せんぞ)となるものもいたようです。
なかでも小型のは虫類には、はいつくばって歩くのではなく、体を持ち上げて軽やかに走る仲間がいました。これが恐竜の先祖だといわれています。それから、およそ2億 3000 万年前に、最初の恐竜が生まれてきたのです。
つまり、は虫類が、地球の陸地が乾燥するにつれて、それにたえられるように体を変化させていき、ついに2億年ほど前に恐竜を生み出し、それが地球全体に広がったのです。そして、恐竜 が6600 万年前に絶滅(ぜつめつ)するまで1億 6000万年もの長い間、恐竜の時代が続いたのです。
恐竜がこれほど長い間地球を支配し続けることができたのは、それだけこの生物が、当時の地球の環境(かんきょう)に合っていたと考えることができるでしょう。

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