恐竜はいつごろいなくなったの

6600万(まん)年(ねん)よりも前(まえ)の時代(じだい)には、恐竜(きょうりゅう)は地球(ちきゅう)のあらゆる所(ところ)で生(い)きていました。そして時(とき)をさかのぼること、2億(おく) 3000万(まん)年(ねん)前(まえ)から生活(せいかつ)していたのです。最初(さいしょ)の恐竜(きょうりゅう)が、は虫類(ちゅうるい)の仲間(なかま)から進化(しんか)して生(う)まれてきたのが、およそ2億(おく) 3000万(まん)年(ねん)前(まえ)のことなのです。
つまり恐竜(きょうりゅう)は、2億(おく) 3000万(まん)年(ねん)前(まえ)から6600万(まん)年(ねん)前(まえ)までの約(やく)1億(おく) 6000万(まん)年(ねん)もの長(なが)い間(あいだ)、生(い)きていたのです。
6600万(まん)年(ねん)という時間(じかん)がどのくらい昔(むかし)なのか。実感(じっかん)するためのかんたんなたとえをしょうかいしましょう。つくえの上(うえ)にある消(け)しゴムを、タイムマシンだと考(かんが)えます。このタイムマシンは、1年(ねん)前(まえ)にさかのぼるために8mm動(うご)くとします。10年(ねん)前(まえ)にさかのぼるには、8cm。100年(ねん)前(まえ)にさかのぼるには80cm動(うご)くわけです。
それではこのタイムマシンが、恐竜(きょうりゅう)が絶滅(ぜつめつ)した6600万(まん)年(ねん)前(まえ)に移動(いどう)するにはどれくらいの距離(きょり)を動(うご)くのでしょうか。答(こた)えは東京(とうきょう)、大阪(おおさか)間(かん)とほぼ同(おな)じ距離(きょり)です。恐竜(きょうりゅう)が地球(ちきゅう)に現(あらわ)れた約(やく)2億(おく)年(ねん)前(まえ)に移動(いどう)するには、東京(とうきょう)、屋久島(やくしま)間(かん)の距離(きょり)を移動(いどう)しなければいけません。恐竜(きょうりゅう)がどれほど昔(むかし)にいた生物(せいぶつ)かがわかりますね。