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どうして鳥には羽があるの

どうして鳥には羽があるの

(とり)(いま)から1(おく)5000(まん)(ねん)ほど(まえ)に、は虫類(ちゅうるい)、つまりトカゲやワニや恐竜(きょうりゅう)などのなかまの動物(どうぶつ)から()まれてきたと(かんが)えられています。

とはいっても、トカゲのような動物(どうぶつ)(たまご)から、スズメやカラスのような(とり)がいきなりうまれてきたわけではありません。
(なが)(あいだ)に、進化(しんか)がおこり、()(もの)(からだ)はだんだんと変化(へんか)してきましたが、(とり)も、トカゲのような動物(どうぶつ)から、(なが)(あいだ)進化(しんか)して(いま)のようなすがたになったのです。
(とり)(からだ)をおおっている(はね)のことを「羽毛(うもう)」といいますが、この羽毛(うもう)は、は虫類(ちゅうるい)(からだ)にある「うろこ」が()わったものだと(かんが)えられています。このことは、ニワトリの(からだ)()てみるとわかります。羽毛(うもう)のある(からだ)には「うろこ」はありませんが、羽毛(うもう)のないあしには、「うろこ」があるのです。
この羽毛(うもう)は、(とり)(そら)をとぶため、(つばさ)(おお)きくしたりするために発達(はったつ)したといわれていますが、そのほかに(さむ)さをふせぐために発達(はったつ)したと(かんが)える学者(がくしゃ)もいます。
そのどちらが(ただ)しいかは、いまのところわかっていませんが、いずれにしても(とり)羽毛(うもう)をもつようになったおかげで、(そら)をじょうずにとべるようになり、(さむ)さにも(つよ)くなったといえるでしょう。

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