貝は何からどうやってうまれるの

まき貝(がい)の卵(たまご)は、卵嚢(らんのう)という袋(ふくろ)に入(はい)っていて、その袋(ふくろ)は、卵(たまご)を守(まも)るために、とてもじょうぶにできています。形(かたち)はうちわのようだったり、お酒(さけ)のとっくりのようだったりと、種類(しゅるい)によっていろいろです。なかでも「うみほおずき」とよばれているものは、昔(むかし)は口(くち)に入(い)れて、ギュッ、ギュッと鳴(な)らすおもちゃにしていました。
ほとんどの貝(かい)の、卵(たまご)からうまれたばかりの赤(あか)ちゃんは、親(おや)の貝(かい)とまったくにていません。貝(かい)の赤(あか)ちゃんは、何度(なんど)も自分(じぶん)の形(かたち)をかえながら、最後(さいご)に親(おや)と同(おな)じ形(かたち)の貝(かい)になるのです。

カタツムリも貝(かい)の仲間(なかま)です。5月(がつ)から夏(なつ)にかけてカタツムリを2匹(ひき)飼(か)ってみてください。土(つち)の中(なか)に産卵(さんらん)するのを観察(かんさつ)できるでしょう。