メニュー閉じる

チョウはどうしてとぶの

チョウはどうしてとぶの

チョウは、(からだ)のわりに非常(ひじょう)(おお)きな(はね)をもっていて、ひらひらと、本当(ほんとう)によくとびます。チョウの(はね)は、全部(ぜんぶ)で4(まい)あります。(おお)きな(まえ)ばねが2(まい)(すこ)(ちい)さい(うし)ろばねが2(まい)。この4(まい)(はね)は、チョウの(むね)のところについています。

チョウの(むね)は、(はね)(うご)かす筋肉(きんにく)でほとんどいっぱいです。この(むね)筋肉(きんにく)、そして(からだ)にくらべてとても(おお)きい(はね)。このために、チョウはひらひらととべるのです。チョウが、この(はね)利用(りよう)して(そら)をとぶ理由(りゆう)はいくつかありますが、そのひとつは、()(もの)をさがすためです。チョウは、種類(しゅるい)によって()(もの)(すこ)しずつちがいます。たとえば、アゲハやモンシロチョウは、(はな)のみつで、オオムラサキやゴマダラチョウは、()のしるを()べます。どちらにしても、とびまわりながら()(もの)をさがさなければなりません。
また、おすのチョウがめすのチョウをさがしてとんでいることもあります。めすのチョウにも(はね)があってとびまわっていますから、おすのチョウがじっとしていては、めすに出会(であ)うことはできないのです。
ほかには、めすのチョウが(たまご)()むための()(くさ)をさがしているという理由(りゆう)もあります。どのチョウも、幼虫(ようちゅう)()べて(そだ)植物(しょくぶつ)()まっています。そのために、(おや)のチョウは、その()(くさ)をさがして(たまご)()まなければならないのです。

おうちの(かた)

また、イチモンジセセリやヒメアカタテハなどは、()まれ(そだ)った(ところ)から、(とお)くはなれたところまで、(わた)(どり)のように旅行(りょこう)をするチョウです。

PAGETOP