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ハチはどうしてはりがあるの、どこにはりがあるの

ハチはどうしてはりがあるの、どこにはりがあるの

ハチといってすぐに(おも)いつくのは、(はり)のことですね。

そのハチの(はり)は、めすが(たまご)をうむ(くだ)変化(へんか)したものです。ハチは、(たまご)(ほそ)いストローのようなもので(からだ)(そと)にうみます。これを産卵管(さんらんかん)というのですが、この産卵管(さんらんかん)変化(へんか)したのが(はり)なのです。もともと(たまご)をうむ(くだ)だったために、(はり)はハチのおしりのところについているのです。
ミツバチにハタラキバチというハチがいることは、よく()られています。このハタラキバチの(からだ)は、もともとめすの(からだ)だったのですが、(いま)はもう(たまご)をうまなくなってしまったのです。しかし、(たまご)をうまなくても、一応(いちおう)産卵管(さんらんかん)はのこっています。その使(つか)わなくなった産卵管(さんらんかん)が、(てき)攻撃(こうげき)する(はり)役目(やくめ)をするのです。
この(はり)は、ふつうは(からだ)(なか)にしまっています。必要(ひつよう)になったときに、のびて(てき)をさすのです。

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